※本ページはプロモーションを含みます

初めての冬キャンプ準備|予約前の設備確認から寝具・撤収まで

冬のキャンプは、暖かい時季と同じ段取りでは足りないところがあります。水が使えるか、雪の道を走れるか、夜の寒さに寝具が合うか、何で暖まるか。

このページは、初めて冬に泊まる人が予約の前から撤収まで、どの順番で何を確かめればよいかをまとめたものです。くわしい中身は、それぞれの記事へ案内します。

  • 予約の前に、冬に使える設備と、道中の雪を確かめる
  • 寝袋は、温度の表示がどの数字かを確かめてから比べる
  • 暖まり方は、電源があるかどうかで読む記事を分ける
  • テントの中や車の中で、石油ストーブなどの暖房器具やガス器具を使わない(NITEの呼びかけ)

予約前に冬の設備と道中を確認する

冬季の給水・炊事場を調べる

冬に営業しているキャンプ場でも、暖かい時季と同じ設備が使えるとは限りません。炊事場の水、お湯、シャワー、売店が冬のあいだ使えるかを、予約の前に施設の公式サイトか電話で確かめておきます。

施設の公式サイトで見る項目と、その場所の災害のリスクの調べ方は、キャンプ場の選び方(移動時間・サイトの種類・設備・決まり・災害のリスク)にまとめています。

道中と実施可否を確認する

冬のキャンプの楽しみと、気をつけることの全体は冬キャンプの魅力と注意点で読めます。

雪の道では、吹雪や渋滞で車の中で待つことも考えておきます。JAFは、雪で埋まった車でエンジンをかけたまま車内の一酸化炭素(CO)の濃度を測るテストをしています。対策をしない車では、CO濃度は短時間で危険レベルに上がりました。窓を5cmほど開けた車でも、濃度は上がったり下がったりしながら、約40分後には400ppm(JAFが示す短時間暴露限度)に届き、そのあとすぐ800ppm台まで上がっています。マフラー周辺を除雪した車では、終始COはほとんど検知されなかったとしています(JAF)。

JAFは同じテストについて、車のまわりの様子や風の向き、エアコンの設定によって結果は変わるので、テストで安全だった条件でも危険になる場合があると付け加えています。除雪をしたから大丈夫、とは読まないでください。

寝具と衣類を確認する

防寒の持ち物と寝具の条件を調べる

冬の持ち物の全体は冬キャンプの防寒対策で確かめられます。寝具は、寝袋とマットを分けて読むと決めやすくなります。

寝袋の温度の数字は、1つとは限りません。たとえばモンベルは、すべての寝袋に「使用可能温度」と「快適温度」を設定しています(モンベル)。どの名前の数字かを確かめてから、行く場所の気温と比べます。

冬用寝袋を借りる場合を調べる

一度試すために寝袋を借りるなら、レンタル店の「冬向け」の数字が快適温度なのか限界温度なのかを、借りる前に確かめておきます。読み方は冬キャンプの寝袋はレンタルでいい?で、公式の表示と並べています。

電源と暖まり方を確認する

電源あり・なしで読む記事を選ぶ

電気で暖まるつもりなら、まず電源サイトを選ぶか、ポータブル電源を持って行くかを決めます。

電気毛布と低温時の条件を調べる

ポータブル電源で電気毛布を使うなら、何時間もつかをポータブル電源で電気毛布は何時間使える?で計算できます。冷え込んだ朝に充電が始まらないときの見分け方は、ポータブル電源が寒いと充電できないに書いています。

燃焼器具の注意を先に確認する

ストーブを比べる前に、まず国の注意を読んでおきます。製品評価技術基盤機構(NITE)は「一酸化炭素中毒の事故」の号で、テントの中や車の中のような場所では、石油ストーブのような暖房器具も、ガスこんろのようなガス器具も使わないよう呼びかけています(NITE 製品安全情報マガジン Vol.375)。

NITEが挙げている理由は、一酸化炭素中毒や酸欠で窒息し、命を落とすおそれがあることです。同じ号では、暖房器具を使うときは必ずこまめに換気し、寝ているあいだは使わず、寝る前に火を確実に消すよう求めています。

メーカーの中には、トヨトミのように、テントの中で使う場合に限った注意書きを出しているところもあります(トヨトミ「テント内でご使用の場合の取扱注意書」)。この注意書は、冒頭で、使う人が自分の責任で安全に使うよう求めています。まず優先するのは上のNITEの「テント内や車内では使わない」という呼びかけで、メーカーの注意書は、その製品を使う場合に守る条件を並べたものにすぎません。テントの中で使ってよいという意味ではありません。器具の種類ごとのメーカーの決まりと、一酸化炭素警報器の限界は、次の記事で確かめてください。

夜と撤収の準備をする

湯たんぽと結露の確認先を読む

火を使わずに暖まる道具として、湯たんぽを持って行く人もいます。消費者庁は、ゆたんぽを長時間身体に接触させないようにし、就寝時に布団を暖めるため使用する際は就寝前に布団から出すよう呼びかけています(消費者庁)。寝袋の中で使うときの置き方は、キャンプの湯たんぽ、寝袋に入れっぱなしでいい?で公的資料をもとに書いています。

朝、テントの内側が濡れていることがあります。結露のしくみと対策は、テントの結露を露点温度から考える記事で書いています(秋の記事です)。

濡れた道具を持ち帰る予定を立てる

雪や結露で濡れたテントを、その日のうちに乾かせないこともあります。撤収の手順と、帰ってからの乾かし方はテントを濡れたまま持ち帰ったらにまとめています。

必要な道具の用意を詳しく調べる

冬用の寝袋を持っていないなら、買う前に一度借りて試す方法もあります。冬向けの寝袋を借りる前に見る数字と、送料・返却の決まりを読んでから申し込むと、届いた寝袋が思っていた温度の物と違った、を防ぎやすくなります。

参考にした情報源

確かめた日:2026年10月23日。内容は変わることがあります。出かける前に、各機関・メーカーとキャンプ場の公式の案内を確かめてください。

ページ上へ ↑