

それじゃあ電源なしサイトでの防寒対策を説明するね!
あなたはキャンプに行くとしたらどの季節を選びますか?
桜舞い散る春?
緑豊かな夏?
紅葉が山を彩る秋?
今回はそのどれもあてはまらない冬のキャンプの紹介とともに、
冬のキャンプでかかせない電源なしサイトでの防寒対策を紹介していきます!
目次
冬キャンプの魅力
まずはなぜ冬のキャンプをおすすめするのか説明していきます!
冬といえば雪!
冬ならではの代表的な魅力といえば、雪で遊べるということです。
雪だるまを作ったり、かまくらを作ったり、雪合戦をしたりと大人も子供も楽しめる要素が満載です!
星空が最高!
冬は空気が澄んで、星空がどの季節よりも綺麗に輝きます!
そんな星空を眺めながら暖かいスープやコーヒーを飲んだり、大切な人と過ごしたりすることは最高の思い出になるでしょう!
虫が少ない
夏のキャンプでは、蚊など虫が多いことで不快な思いをされる方が多いと思います。
冬ならそんな蚊たちの動きが収まり、かゆい思いをしたり、虫対策をしなくてすんだりすることも冬キャンプの魅力の一つです!
冬キャンプの事前確認事項
夏に比べて冬キャンプは入念な準備が大切になります。
冬キャンプではどんなことが起こるかを把握し、素晴らしい思い出を作るためにも入念な準備を怠らないようにしましょう!
テント内で火気厳禁
電源がないと、石油ストーブや薪ストーブ、ガスストーブをテントの中で使いたくなるかもしれません。でも、テントの中で燃焼器具は使わないでください。
国の製品評価技術基盤機構(NITE)は、テント内や車内などでは石油ストーブのような暖房器具も、ガスこんろのようなガス器具も使わないよう呼びかけています。一酸化炭素中毒や酸欠で窒息し、死亡するおそれがあるからです(NITE 製品安全情報マガジン Vol.375「一酸化炭素中毒の事故」)。カセットガスの暖房機を作っている岩谷産業も、テント内や車内では絶対に使用しないよう書いています(岩谷産業「カセットガス暖房機シリーズ・インテリア」)。
一酸化炭素は色もにおいもなく、気づけません。換気の考え方はキャンプの一酸化炭素中毒対策にまとめています。
結露対策は万全に
結露というのは、外と内の気温差があるときに発生する現象です。
結露が起きてしまうと内部に雫が落ちてテント内のものが濡れてしまったり、テント内の熱を逃がしてしまったりします。
結露の発生を防ぐためにも、十分な換気など、対策をきちんと立てておきましょう!
詳しい結露対策はこちらの記事をご覧ください
カイロの取り扱いに注意
冬のキャンプで活躍するのが、ハクキンカイロなどのカイロ類です。
手軽に暖をとることができますが、その一方で、使用方法を誤ると低温火傷の恐れがあります。
これは同じ部位に長時間当て続けたり、直接肌に当て続けたりすることで起きてしまいます。
使用上の注意をよく読んで低温火傷にも注意しましょう!
東京都は、心地よく感じる程度の温度でも、皮膚の同じ所に長い時間あて続けないよう呼びかけています(東京くらしWEB「電気毛布や電気あんかなどによる低温やけどに注意!」)。ハクキンカイロの注意は、下の「電源なしサイトでの持ち物」にまとめました。
電源なしサイトでの防寒対策
冬のキャンプで一番手軽に暖をとる方法は電気毛布など電気を使った道具になります。
しかし、もし電源なしサイトだとすれば、キャンプ場の電気を使うことが出来なくなります。
ポータブル電源を持っていけば、電源なしサイトでも電気毛布を使えます。何時間もつかはポータブル電源で電気毛布は何時間使える?で計算しています。ポータブル電源は、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の公式サイトで容量と出力を比べられます。
それ以外には、どのような方法で暖をとればいいのでしょうか?
テントを出来るだけ小さく
電源なしのサイトでは、テントの中の空気を暖める道具は使いません。テントの広さで暖かさを稼ごうとせず、人数に合った大きさを選び、寒さは寝袋やマット、服で防ぐと考えておきましょう。
シュラフが大切
シュラフという言葉はテント初心者からすると、聞きなじみがない言葉かもしれません。
シュラフとはドイツ語で、日本語にすると寝袋のことです。
冬のキャンプで一番辛いのは夜に寒くて眠れないことです。
そのため、シュラフに一番気を使い、中に入ることでしっかりと温もりを感じることができるシュラフを選びましょう。
冬用のシュラフは、限界の温度ではなく快適に眠れる温度で選びます。温度表示の読み方は冬キャンプの寝袋はレンタルでいい?に書いています。
服装に気を使う
一番簡単にできる防寒対策が服装についてです。
夜どんな格好であれば寒さを感じずにすむかというのは想像できると思います。
そのうえ気を使っていただきたいのはどのメーカーの服を着るかです。
保温の性能がよく分からない服で冬の夜に臨むと、寒さに耐えられないことがあります。
アウトドアメーカーには寒い場所向けの服があるので、防寒対策にはそちらを選ぶと安心です。
電源なしサイトでの持ち物
電気を使えない環境での防寒対策となると、キャンプに持っていく道具が重要になります。
ハクキンカイロを使うなら、燃料の道具として扱う
ハクキンカイロは、ベンジンを燃料にするカイロです。公式サイトの使い方では、ライターやマッチの炎をプラチナ触媒にあてて点火します。電気を使わずに体の一部を温められますが、寝袋や電気毛布とは違い、燃料と火を扱う道具です(ハクキンカイロ「ハクキンカイロの使い方」)。
公式サイトによると、注油カップ1杯のベンジンで約12時間もちます。使うときの注意として、公式サイトは次のようなことを挙げています。
- 火気厳禁の場所では使わない(火災・やけどの危険がある)
- 燃料は指定のベンジンだけ。ガソリン、灯油、アルコールなどは使わない
- ベンジンを入れすぎない
- カイロは常に専用の袋に入れ、熱いと感じたら布などでさらに包む
- 電気毛布やコタツなどと一緒に使わない
- ベンジンの容器はキャップをして、火気のない安全な場所に保管する
カイロは低温やけどにも注意が要ります。東京都は、睡眠中はカイロを使わないよう呼びかけています(東京くらしWEB「電気毛布や電気あんかなどによる低温やけどに注意!」)。寝るときは外して、寝袋と服で暖まりましょう。
ハクキンカイロの仕組みや使い方はこちらの記事をご覧ください
銀マット
アルミのシートは熱を反射する性質を持っています。
寝袋やマットの下に敷けば、地面からの冷えを和らげられます。
テントにはスカートを
スカートの付いたテントなら、裾からの隙間風を防ぎやすくなります。
ただし、結露を防ぐための換気まで止めないよう、ベンチレーションは開けておきましょう。
まとめ
電源なしサイトでの防寒対策はいかがだったでしょうか?
意識しなければならないことは他の季節より多くはなりますが、それ超える魅力が冬のキャンプにはたくさんあります!
対策をしっかりとたて、冬のキャンプを楽しみましょう!

電源なしサイトでの防寒対策はわかったかな?
しっかりと防寒対策をして冬キャンプを楽しもうね♪
この記事を直したところ
この記事は2018年に書いたものです。「テント内で火気厳禁」の項に出典がなく、一酸化炭素中毒の書き方にも誤りがあったので、2026年9月に国の機関とメーカーの注意を出典にして書き直しました。あわせて、ハクキンカイロはベンジンを燃料にする道具として公式の注意を並べ直し(睡眠中は使わない東京都の注意も足しました)、テントの中を暖める前提の書き方(銀マット・スカート)を直し、出どころを確かめられない画像を外しています。
参考にした情報源
- NITE 製品安全情報マガジン Vol.375「一酸化炭素中毒の事故」
- 岩谷産業「カセットガス暖房機シリーズ・インテリア」
- ハクキンカイロ「ハクキンカイロの使い方」
- 東京くらしWEB「電気毛布や電気あんかなどによる低温やけどに注意!」



