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ペグの選び方|テントは20cm程度、タープは30cm以上。長さの目安と地面に合う素材・形

【ペグの選び方】種類やテント・タープに最適な長さや使い分けは?

テントやタープに付いてくるペグは、短かったり細かったりして、固い地面で曲がったり、風で抜けたりしがちです。この記事では、テントとタープで変わるペグの長さの目安、地面の固さに合う素材と形、抜けにくく打つコツと風の強い日の判断までまとめました。

長さの目安は、ふつうのドームテントで20cm程度、大型テントやタープは30cm以上(本田技研のアウトドアの解説)。砂や雪のような柔らかい地面では、さらに長いものを使います。素材は、砂利まじりの固い地面なら鍛造やスチール、芝生や柔らかい土ならアルミやプラスチックも使えます。迷ったら、付属のペグを地面に合った長いペグに替えるところから始めましょう。

テントとタープで変わるペグの長さの目安

テント用の短いペグとタープ用の長いペグを持ち、長さの目安を比べるゴリラ

ペグは、長いほど地面の中でかかる面積が増えて抜けにくくなります。そのぶん重く、打ち込むのにも力が要るので、張るものに合わせて長さを決めます。

張るもの 長さの目安 考え方
ふつうのドームテント 20cm程度 テント本体は風を受け流す形のものが多い
大型テント・タープ 30cm以上 布が大きく風の影響を受けやすいので、長めを使う
砂地・雪の上 さらに長いもの 地面が柔らかく抜けやすい

出典:Hondaキャンプ「付属ペグに追加するペグの選び方」

同じ解説は、テントもタープも8本以上のペグが要ることが多いとしています。タープ用の長いペグは、テント用とは別に用意しておくと、張るときに足りなくなりません。張り綱の多いタープでは、本数も確かめておきましょう。

地面の固さで選ぶ:砂地・芝生・砂利まじりの固い地面

砂地・芝生・砂利まじりの固い地面に、それぞれ合うペグを刺して選ぶゴリラ

キャンプ場の地面によって、合うペグが変わります。予約するときに、サイトが芝生か、土か、砂利かを確かめておくと選びやすくなります。

  • 砂地・雪:地面が柔らかく、細いペグはすぐ抜けます。長いペグや、地面をつかむ面の広いペグを使います。本田技研の解説では、X字に開いて埋めるクロスペグも紹介されています。
  • 芝生・柔らかい土:プラスチックやアルミのペグがよく効きます。芝生でも雨のあとでぬかるんでいるときは、長めのペグを持っておくと安心です。
  • 砂利まじりの固い地面:プラスチックのペグは割れることがあります。鍛造(鋳鉄)やステンレス、アルミ合金のペグが向いています。

固い地面でも、打ち込む途中で石に当たったら、無理に打たずに少し場所をずらします。鍛造ペグは曲がりにくいですが、石にまっすぐ当たると入らないことはありますし、無理に叩くとペグも地面も傷めます。

素材で選ぶ:プラスチック・アルミ・スチール・鍛造

プラスチック・アルミ・スチール・鍛造の4つの素材のペグを並べて重さを比べるゴリラ
  • プラスチック:軽くて安く、多くのテントに付属しています。柔らかい土や芝生、砂地でよく効きますが、石の多い地面では割れることがあります。付属のゴムやプラスチックのハンマーで打ちます。
  • アルミ合金:軽さと強さのつりあいが取れた素材です。ジュラルミンのペグはピンペグより太いのにとても軽く、荷物を減らしたいときに向いています。
  • スチール・ステンレス:固い地面にも打ち込め、曲がりにくい素材です。重さはアルミより増えます。
  • 鍛造(鋳鉄など):石混じりの固い地面でも入っていき、大きく曲がることがほとんどないのが長所です。重く、濡れたまましまうと錆びやすいので、使ったあとの手入れが要ります。

出典:Hondaキャンプ「付属ペグに追加するペグの選び方」

鍛造ペグの錆を防ぐしまい方は、鍛造ペグの手入れの記事にまとめています。

形で選ぶ:ピン・V字/Y字/U字・ネイル

ピンペグ・V字・Y字・U字・ネイルペグの形と断面を見比べるゴリラ
  • ピンペグ:金属の棒を曲げた細いペグです。軽くて刺さりやすい一方、断面が丸いので風で地面の中で回りやすく、固い地面では曲がりやすいとされます。張り綱より、インナーテントを留めるのに使われることが多い形です。
  • V字・Y字・U字ペグ:断面がV・Y・Uの形をしたペグで、風の力で地面の中で回りにくいのが長所です。V字とU字は重ねてしまえます。溝に泥がたまりやすいので、撤収のときにふき取りましょう。
  • ネイルペグ:長い釘のような形で、頭に打ちやすい平らな部分が付いています。細いので刺さりやすく、固い地面でも使いやすい形です。

柔らかい地面ではV字・Y字のように面で地面をつかむ形、固い地面では細くて丈夫なネイルや鍛造のペグ、と地面に合わせて形を変えると、抜けにくさが変わります。

抜けにくく打つコツと、風が強い日の判断

風の強い日にペグを根元まで打ち込み、張り綱を強く張るゴリラとジョージ君

ペグは選び方だけでなく、打ち方でも抜けにくさが変わります。テントメーカーの取扱説明書は、ペグは根元まで地面に打ち込み、張り綱は強く張ることを挙げています。テントがたるんでいると風の力が余計にかかり、飛ばされる原因になるとも書いています(出典:キャンパルジャパン(ogawa)「タッソ 取扱説明書」)。

ペグが抜けて安全、というペグはありません。ペグが抜けると、テントやタープが風で飛ばされることがあります。同じ取扱説明書は、台風などの強い風では、どんなにしっかり固定してもつぶれたり吹き飛ばされたりする可能性があるとしています。抜けやすい地面では長いペグに替えて張り綱を増やし、それでも風が強いときは、タープを下ろすか撤収を考えましょう。撤収の目安はメーカー資料から読むテントを撤収する風の強さで確かめられます。

打ち込む向きは張り綱側と地面側から見るペグの角度、深く刺さって抜けなくなったときはペグが抜けないときの回収方法、ペグを家に忘れたときの代わりはペグを忘れたときの対処法にまとめています。

おすすめのペグ3選と、ペグハンマー

おすすめの鍛造ペグとY字ペグ、ペグハンマーを並べて紹介するゴリラ

固い地面向けの鍛造ペグを2つと、荷物を軽くしたいときのY字ペグを選びました。長さと本数は、張るテントやタープに合わせて販売ページで確かめてください。

エリッゼ(ELLISSE)エリッゼステーク

頭が大きく平らで、ハンマーで叩きやすい鍛造ペグです。色の違うものがあるので、テント用とタープ用で色を分けておくと、撤収のときに探しやすく、置き忘れも減ります。鍛造なので重さはあり、バイクや徒歩のキャンプでは本数を考えて持ちましょう。

エリッゼ(ELLISSE)エリッゼステーク
エリッゼ(ELLISSE)エリッゼステーク頭が大きくてハンマーで叩きやすい鍛造ペグ。長さや色の違いがあるので、販売ページで確かめてから選んでください。

スノーピーク ソリッドステーク30

固い地面にも打ち込める、スノーピークの鍛造ペグです。上の表の「大型テント・タープは30cm以上」に合う長さで、タープの張り綱を留めるのに向いています。重いので、本数は張り綱の数に合わせて選びます。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30 R-103
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30 R-103硬い地面にも打ち込みやすい鍛造ペグ。曲がりにくく、テントやタープの張り綱をしっかり留められます。

ジュラルミンのY字ペグ

軽いジュラルミンで作ったY字型のペグです。芝生や柔らかい土で地面をつかみやすく、荷物を軽くしたいツーリングや徒歩のキャンプに向いています。石混じりの固い地面では曲がることがあるので、そうした場所では鍛造ペグと使い分けましょう。

ジュラルミン Y字ペグ軽いジュラルミンで作ったY字型のペグ。いろいろなお店が出しているので、検索結果から本数と長さを比べて選べるようにしています。
楽天で見るAmazonで見る

ペグを打つハンマー(ペグ抜き付き)

鍛造やスチールのペグには、金属の頭のハンマーが使いやすいです。ペグ抜きが付いたものなら、撤収のときに深く刺さったペグも1本で抜けます。

ビジョンピークス ペグハンマー ペグ抜き付 VP3119037
ビジョンピークス ペグハンマー ペグ抜き付 VP3119037打ち込んだペグを引き抜くためのペグ抜きが付いた、手ごろなペグハンマー。打つ道具と抜く道具が1本で済むので、撤収のときに別の工具を探さずに済みます。

参考にした情報源

ペグの長さ・素材・形の特徴は本田技研の解説から、打ち方と強い風の注意はテントメーカーの取扱説明書から書いています。お使いのテントの取扱説明書もあわせて確かめてください。

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