知らなきゃ損する鍛造ペグの手入れメンテナンス方法

キャンプに欠かせないペグ。

そんなペグですが皆さんどのようにお手入れをしていますか？

まさか、使ってそのまま放置していたりなんてしませんよね？

今回はペグのお手入れ方法と、お手入れをサボってしまった場合どうなるのかを見ていきましょう！

まずは鍛造ペグとはどういったものだったかもう一度確認です。

鍛造ペグってどんなもの？

出典：Snow Peak

金属を叩いて成型する鍛造製のペグは最強と言わんばかりで、石にぶつかっても石を砕いてしまうほど頑丈です。

固い地面にはもってこいなペグなのです。

しかし柔らかい地面には不向きです。

芝生ならまだしも、ぬかるんでいるような場所や砂浜では使えません。

また、その頑丈さゆえに価格が高く、重さもあるので持ち運びには向いていません。

それではペグを使ってそのまま放置したら一体どうなってしまうのでしょうか？

鍛造ペグを使ったまま放置すると…どうなる？

出典：Snow Peak

結論から言うと、まず錆びます。

一応、鍛造ペグは塗装されています。

それは塗装することによって、錆びないようにするためなのです。

むき出しの金属だとすぐに錆びてしまうので、錆び防止のために加工されています。

しかし、経年劣化という言葉の通りペグも長く使えばその塗装が剥げてしまいます。

そんな剥げたペグを地中に刺して使うと、どうなるのでしょうか？

地中の土というのは結構水分を含んでいるものです。

花壇の土をスコップなどで掘ってみると、上の方はからっからに乾いているのに中の方は結構しっとりと湿っていることがありますよね？

みなさんがキャンプをしている間、ペグはずっと地中に入っているわけなので、常に水に触れていると言っても過言ではないのです。

金属が水に触れたまま放置されると錆びてしまうのはこの世の理です。

したがってペグの塗装が剥げた部分から、水と反応して錆びてしまうというわけです。

錆びたペグは脆くなってしまうので、強度が落ちてしまいますし、錆びたペグを触ると手が汚れてしまいます。

つまり、鍛造ペグを使ったまま放置してしまうと良いことは何も無いのです！

ペグは常に綺麗に保つように心がけましょう！！

鍛造ペグのお手入れ方法

それでは実際のお手入れ方法をご紹介します！

これから新しく鍛造ペグを買われる方や、すでに買ったけど今度初めてキャンプで使う方はしっかりとお手入れ方法を覚えておきましょう♪

ペグを綺麗に水洗いする

まず、地面から抜いたペグには土や泥が付いています。

その汚れを落としてあげましょう。

軽く水で洗ってください。

その際に、土が落ちないからといって硬いスポンジなどでゴシゴシとこすってはいけません。

塗装が落ちてしまいます。

どうしても汚れを落としきれない場合は雑巾やウェットティッシュのような柔らかいもので汚れを拭き取るようにしましょう。

しっかりと乾かす

水で洗い終わったら、しっかりと乾かしましょう。

ここで乾かさないままだと、錆びが発生してしまうので元も子もありません。

特にヘッドの部分はでこぼこしているため、水分が残りがちです！

気を付けましょう。

最後に風通しの良い場所に置いて乾かした後にしまったらおしまいです。

綺麗に洗ってしっかりと乾かす。

これだけのことではあるのですが、何本もペグがあるとお手入れも億劫になりがちです。

お手入れをサボって錆びてしまった場合や、既に同じペグを何年も使っていてお手入れもしたけど錆びてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか？

次に錆びてしまったペグのお手入れ方法をご紹介します！

錆びてしまったときの鍛造ペグのお手入れ方法

既に錆びてしまったペグはもう全く使えないのかと言えば、そうでもありません。

ペグの全体が錆びているならまだしも、先端が少し錆びているくらいであれば適切な処置をすればまだ使うことができます！

錆びを落とす

硬いスポンジや紙やすりなどで、錆を落としましょう。

錆びついて塗装がはがれたところ、まだ綺麗に塗装が付いているところの境目が滑らかになるようにしてください。

錆止めスプレーを吹き付ける

全体がなめらかになったら、錆止めのスプレーを吹き付けます。

スプレーによっては速乾性ではなく、乾くまで時間がかかる場合もあるので触らないようにしましょう。

完全に乾いたらしまって大丈夫です。

まとめ

ペグはキャンプには欠かせない大切な道具です。

特に鍛造ペグは頑丈で良いものなので値段も高くなりがちです。

きちんとお手入れすることで、買い替える費用を抑えることができますし、

ペグはテントやタープをしっかりと固定してくれる働き者なので、大切に長く使ってあげましょう！！