※本ページはプロモーションが含まれています
アイキャッチ出典:Snow Peak
それじゃあ今回はペグの選び方について説明するね♪
テントやタープを購入すると付属のペグがありますが、
- 強度が弱い
- 長さが短い
など使い勝手があまりよくありません。
キャンプ場でペグが
- 曲がってしまった
- 抜けてしまった
- 地面が固くて刺さらなかった
などはありませんでしたか?
キャンプ初心者脱出の第一歩は
「別売りのペグに交換する」
です♪
それではペグの選び方を見ていきましょう!
目次
ペグとは?
出典:Snow Peak
テントや日差しや雨などを防ぐタープなどが風で飛ばされないように、しっかりと固定するために使用する杭のことです。
このペグがしっかりとしていないと、少し強い風が吹くとペグが抜けてしまい、テントが飛ばされてしまったりすることにもなってしまうので、使用する場所や用途によって正しくペグを選ぶ必要があります。
ペグの種類と特徴
一口にペグと言っても、その種類は様々です。
ここではその種類を簡単にご紹介します。
まずはその素材によって大きく3つに分けられます。
プラスチックペグ
出典:Amazon
プラスチック製で出来たペグの特徴は価格が安いことです。
安価ゆえに耐久性は高くないので固い地面に打ち込んで使うことはおすすめ出来ませんが、一方地面が柔らかい場合には大活躍してくれます。
特に砂浜でテントの設営に使う場合には高価なペグよりも使い勝手が良かったりするのでおすすめです。
また、先にも述べたように耐久性は高くないので常に予備を数本持っておくと良いでしょう。
軽量なので数本多めに持って行っても苦になりません。
鍛造ペグ
出典:Snow Peak
金属を叩いて成型する鍛造製のペグの特徴はなんと言ってもその強度です。
まさに最強と言わんばかりのペグで、地面にペグを打っていくと時々石に当たって打ち込めなくなることがありますが、
鍛造ペグなら石にぶつかっても石を砕いてしまうほど頑丈です。
したがって、固い地面にはもってこいと言えるペグでしょう。
しかし逆に鍛造ペグは柔らかい地面には不向きです。
芝生ならまだしも、ぬかるんでいるような場所や砂浜では使えません。
また、その頑丈さゆえに価格が高く、重さもあるので持ち運びが不便とも言えるでしょう。
アルミ・スチールペグ
出典:Amazon
アルミやスチールで出来たペグは、軽さと強度のバランスが取れた初心者でも扱いやすいペグです。
十分な強度があるため、固い地面でも柔らかい地面でも使用することが出来ます。
オールマイティーに使用出来るバランスタイプなペグです。
しかし砂浜であればプラスチックペグに第一線を譲ることになるでしょう。
また、価格もお手頃なものが多いので、手を出しやすいのも特徴です。
ペグは素材の違いだけでなく、形にも違いがあります。次は形の違う3種類のペグをご紹介します。
ピンペグ
出典:Snow Peak
ピンペグは金属の棒を曲げて作ったペグのことです。
L字や、クエスチョンマークのような形をしています。
軽いので持ち運びに向いており、更に軽いためにペグが風で抜けて飛ばされてしまっても危険性は少ないです。
欠点は曲がりやすいところでしょう。
強い力が加わると曲がってしまうこともあるため、注意が必要です。
石が多い地面や、砂浜には適さないためしっかりとした硬さがある土に使うとその効果を発揮してくれます。
V字ペグ・Y字ペグ・U字ペグ
出典:Amazon
それぞれ名前が示す通り、「V」「Y」「U」の形をしているペグです。
これらのペグ全てに言えることですが、特徴としてはどれもその形状によって抜けづらいというものになっています。
そのため、柔らかい地面で使うのに向いているでしょう。
しかし、素材によっては硬い地面にも使用出来るので万能なペグと言えるでしょう。
どのペグもほぼ似たような性質を持っていますが、違いを挙げるならば
Y字ペグは3方向に力が分散されるため、V字ペグよりも折れ曲がりにくいというところがあり、U字ペグはV字ペグよりも打つときにコツがいるというところがあります。
ネイルペグ
出典:Amazon
ネイルペグはシンプルな一本の長い釘のようなペグです。
その頭の部分には打ち込みやすいように平らなプラスチックが付いているため、ハンマーで打ち込みやすくなっています。
初心者の方におすすめのペグです。
ただし、強く打ち込んでしまうと、プラスチックの部分が破損してしまうことがあるため、プラスチック製やゴム製のハンマーを使用するのがよいでしょう。
ペグの選び方
ペグを選ぶ際には、
- 使用用途
- キャンプ場の地面の質
によって選ぶペグが変わってきます。
それでは詳しく見ていきましょう♪
ペグの長さ
出典:Snow Peak
ここまででペグは様々な素材で出来ていることと、形があることを紹介しましたが、さらにその長さにも種類があります。
そもそもペグは長ければ長いほど地面と接する面積が増えるため、より抜けにくくなるという特徴があります。
しかしその一方で、長さに比例して重さも増えるので使用する用途や場所に合わせて適切な長さのペグを選ぶ必要があるのです。
それでは、テントやタープの設営時に必要となるペグの長さは一体どれくらいでしょうか?
テント用ペグの長さ
出典:Snow Peak
テントを設営するときに必要なペグは15cm~20cm程です。
テントは元々ある程度の風に耐えられるため、ある程度の長さがあれば問題ありません。
タープ用ペグの長さ
出典:Snow Peak
一方タープは強風にも耐えられるように、テントよりも長めの30cm~40cmのものが良いでしょう。
タープは風の影響を受けやすいため、抜けないようにしっかりと長いペグを選ぶ必要があります。
キャンプ場の地面の質によっての使い分けや最適なペグ
ペグの長さと併せて気にしておきたいのが、キャンプをする場所、地面の質によって適したペグが変わってくるということです。
今度は地面の質によって適したペグをご紹介します。
砂地
出典:Snow Peak
海辺のキャンプ場などの、さらさらとした細かい砂で出来た砂地ではプラスチックペグが最もおすすめです。
あらかじめ砂地でキャンプをすると決まっている場合には、必ず持って行きましょう。
特に海辺であれば強い風が吹く可能性もあるので、長さは30~40cmほどあれば安心です。
芝生
出典:Snow Peak
芝生にはプラスチック、鍛造、アルミ、ピンペグなど様々なペグを使うことが出来ます。
それゆえどれにするか迷うところですが、例えば荷物を軽くしたいと考えているのならば、より軽量なペグを選ぶのも有りです。
しかし、きちんと整備されていない芝生にテントなどを設営する場合があったり、設営場所の湿度が高かったりして地面がぬかるんでいる場合もあります。
そのような心配があればあらかじめ40cmほどの長めの鍛造ペグを持って行っても良いでしょう。
砂利などがある固い地面
砂利などがある固い地面には、30~40cmほどの長めの鍛造ペグが最も適しています。
むしろ鍛造ペグでなければ使いものにならない場合があるので注意しましょう。
またこちらも荷物を軽くする必要があるのならば、強度のあるV字ペグなどを持っていくのも良いでしょう。
まとめ
キャンプには欠かせないペグ。
その種類は様々で、使用する用途や使用する場所によって適したペグは変わっていきます。
自分がどこにテントやタープを設営するのか事前にしっかりと把握し、準備することが重要となってくるでしょう。
さらに、万が一の時に備えて2種類ほどのペグを持っていっておくと、いざというときにペグが使えなくて困ることもありません。
勿論自分の荷物との相談になりますが、余裕があれば準備したいですね。
おすすめペグ3選
最後にキャンパーに人気の高いペグを3つ紹介します!
エリッゼ(ELLISSE)エリッゼステーク
頭部が大きく平らになっているため、ハンマーで叩きやすく誰でも使いやすい鍛造ペグです。
長所は、カラーバリエーションが豊富なところです。
定番の黒は勿論、赤や青、紫のペグがあるため、他とは違う色のペグにすればテントを片付けるときにペグを探す手間が少なくなりますし、紛失防止にもなるでしょう。
短所は重いところです。
車で持ち運ぶ方はまだしも、バイクでツーリングキャンプされる方には大変でしょう。
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク
20cm~50cmまで10cm単位で4種類ものライナップがある、言わずと知れた鍛造ペグの名品です。
長所は、ハンマーでガンガンと強く叩いても大丈夫なその強度。
もし曲がってしまってもまたハンマーで叩けば直すことが出来ます。
石が混じった地面でもどんどん石を砕いて入っていきますし、また引き抜きも容易に行えます。
短所はこちらも同じく重いところです。
Kungix テントペグ
超々ジュラルミンで作られたペグなので、軽いのが特徴です。
またY字型のペグなので、しっかりと地面に入るときちんと固定してくれます。
長所は軽いけれどもしっかり刺さり、抜くときは軽い力でするりと抜けるところです。
ツーリングキャンプをされる方にはおすすめです。
短所は石混じりの地面では曲がってしまうことがあるところです。
ペグの選び方はわかったかな?
まずはテントやタープに最初からついているペグを鍛造ペグに替えるだけでキャンプ初心者脱出の第一歩だよ♪
ペグが曲がっちゃったよ〜!!
新しいペグを購入しないといけないんだけど、ペグの選び方教えて!!